Rebozo/レボゾ
こんにちは!
オランダ出産トータルサポートサービスを提供するMIRAKUのドゥーラ朝倉麻耶です。
MIRAKUのユニークな取り組みに、レボゾって書いてあるけど、イマイチ、ピンと来ない。。。
なにそれ?それが本当に役に立つの?と、疑問を抱いてらっしゃる方、いますよね?
私も、見たことはあったものの、ドゥーラになるまで、どう使うのか、それが妊娠出産に本当に便利なのか、全く知りませんでした。
しかし、出産ドゥーラにとっては、レボゾは一番ポピュラーなテクニックです。
今回はそのレボゾをドゥーラがどのように使うのかご紹介したいと思います。
レボゾとは
レボゾとは、南米の大きなストールの事です。
レボゾは、ハンドメイドで作られ、あまり縦横には伸縮しない代わりに、しっかり斜めには伸び、身体を包み込めるので、とても使い勝手が良くたくさんのことに役に立ちます。
リラクゼーションに始まり、陣痛や腰痛緩和。逆子矯正や赤ちゃんのポジションが下に下がるように促したり。お産中に、分娩台を使わない体勢によっては、息むときにも使えます。
呼吸を整えたり、産後の骨盤を絞めたりと、妊娠期、出産時、産後期通して活躍します。
産後、赤ちゃんを抱っこやおんぶするときにも使用できます。
レボゾはどのように使うのでしょう?
レボゾの使い方には様々な手法があります。
MIRAKUはレボゾワークショップの「入門編」「発展編」共に受講修了しております。
レボゾの使い方
- 身体各部をあて、ゆらゆら揺らす。
- 数枚使って、絞める。
- 身体各部に巻き付け固定させて、痛みを軽減させる。
- 包み込んで、開閉させて呼吸を整える。
- 身体各部を持ち上げて、動かす。
- バランスボールに座り、吊るし下ろしたレボゾにしがみつく。
ここで、一番大切なのは、身体をリラックスさせて、施術するこちらに、身を預けていただくことです。
これが、初対面の相手だったり、本人が痛みや緊張で、身体を楽に出来ないと、なかなか上手くいきません。
施術するこちらの方は、相手の緊張や呼吸に合わせて、丁寧にゆっくり行います。
ドゥーラご契約の方などで、出産前に前もってパートナーとの面談が可能で、ご自宅に大きいストールをお持ちの場合は、痛み緩和などの手法を伝授いたしますので、ドゥーラがいない場合でも、実践可能になります。
産後クロージングセレモニー
産後クロージングセレモニーは、出産6~8週間後に、骨を絞める出産の儀式です。
使用するのは、レボゾ6枚ほど。それらを床に重ね敷き、頭、肩、腹、尻、そして足を一部分ずつ丁寧に二人がかりで包み絞めます。
最初は、慣れないことで、戸惑いになられるかもしれません。しかし、一度体験すると静寂の中、二人がかりで、全力で絞められる事は、とても贅沢な時間です。リラックスされてる方や、レボゾ体験者は、セレモニー中に寝落ちる方もいるくらいです。そのため、どなたかが赤ちゃんを見てくだされる時間、または赤ちゃんの眠ってる時間帯の施術をお勧めします。
小さい赤ちゃんが生まれたら24時間気を張って、必死で赤ちゃんのお世話を頑張る女性には特別な時間になり、ほんのひと時、静寂のおひとり様時間を堪能していただけると思います。そしてそれが今後のママライフの活力の足しなったら嬉しいです。